南欧風の外観が可愛らしい鈴木邸 |

「子供たちはここで好き放題やっていますよ。」
そう言って、少しまぶしそうに目を細めて外を見やる鈴木さんご夫妻の顔には、穏やかな笑みが広がっています。
 鈴木さん邸には小さなこだわりがいっぱい。壁のニッチは施工の途中に即興でアレンジ
 庭の水道の蛇口にも、小さな木の家 |
視線の先には、リビングから庭に伸びたデッキの上で遊ぶ子供さんたち。静かな住宅街の高台にあり、南を向いたリビングから、何にも遮られることなく郊外の景色を楽しむことができる鈴木さん宅。
そのリビングから、部屋の延長のようにのびた大きなウッドデッキは、家族みんなのお気に入りの場所であり、鈴木家のシンボル。
雨の日も子供たちが遊べるように、また、窓を開けて外の空気を入れられるように、デッキの先端までを覆う長い屋根がついており、子供さんたちだけではなく、お母さんが大好きなガーデニングを楽しんだり、キャンプやマウンテンバイクなどアウトドアをアクティヴに楽しむご主人の作業場になったり、家族みんなの遊び場になっています。
 玄関ポーチにも、大きな屋根。雨の日でも自転車の手入れができて便利。屋根を支える壁は、西風を防いでくれる |
「お姉ちゃんが小学校に上がるまでに、子供たちがのびのびと過ごせる家を建てたかったんです」と言う鈴木さんご夫妻がこだわったのは、みんなが心からリラックスでき、そのなかで家族のあたたかさを育んでくれる自然の風合いに満ちた家。
いくつかの展示場をめぐり、三州の木の家に出会ったのと、理想的なこの土地と出会ったのはほぼ同時。鈴木さんの頭のなかで、自然や季節、空気の香りを体感できる高台に建つ、ウッドデッキのある木の家のイメージがすぐに出来上がりました。
三州木材の担当者も、いつ接してもほのぼのとした家族の絆を感じさせてくれる鈴木さん一家にふさわしい家をイメージ。住み手とつくり手が、それぞれの心に結んだ像はぴったり一致。家づくりは、とんとん拍子に進みました。
 玄関脇にはアウトドア用品や自転車などが納まる広々とした倉庫が |
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 大きなウッドデッキが鈴木家のシンボル |
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 デッキから、リビングを望む |
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 大きな吹き抜けのアクセントにもなる飾り窓。ガラスは鈴木さんご夫妻が工房に出かけ選びました
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 リビングの柱は8寸の太さ |
出来上がった家は、アウトドア用品がすべて納まる玄関脇の大きな収納など随所に暮らしやすさが配され、とても機能的。なおかつ、木のぬくもりがいっぱいです。
高台は西風が強く、西向きの玄関は、最初は機密性の高いサッシを考えましたが、家の『顔』でもあるのが玄関。とくに奥様が気に入った南欧風の外観を損ねたくないということもあり、木製ドアに。
LDKには、あえて節のある木を使った柱をアレンジ。リビングのテレビ台もオーダーメイドの木製。果物の可愛らしいタイルをあしらった対面式のキッチンも、もちろん木製のオリジナル。床は、1階は楓、2階はパインと、趣を変えて飽きがこないように工夫しました。
 木製キッチンは、オーダーメイド。使い勝手も抜群です |
「真冬に裸足で歩いても冷たくないんです。木の家の住み心地は、気持ちがいい、のひと言につきますね」。
大きな吹き抜けのあるリビングは、窓を開け放つとウッドデッキと一体となって、開放感あふれるスペースに。郊外の景色のなか、清々しい風と光に包まれて遊ぶ子供さんたちの笑顔が、その“気持ちよさ”を雄弁に物語っています。
 ウッドデッキは、芝生の庭とも一体です |
